2013年4月24日水曜日

ラステームのアンプを見てきました

東京出張の折、アキバをぶらついていると、「デジタルアンプ」という看板の小さな店を発見。
入ってみるとラステームの店でした。

一見の自分にも、店長らしきおじさんが丁寧に説明してくれました。

HDA-524-SIってのを聞かせてくれました。
ちょうど、DT-2050Aを買ったすぐあと。同じデジタルアンプなので、音の感じはよく似ていたと思います。
日本製で、中華アンプよりはだいぶ高いですが、スペック上の性能は、DT-2050Aよりだいぶ良い。オプティカル入力もあります。

上位機種のRDA-720も魅力的でした。
価格も安く、とにかく魅力的なアンプですが、デザインが悪すぎ。RDA-720なんか、筐体のデザインはかなり上質だと思ったのですが、液晶の中がカラフルすぎ、デザインがカッコワルすぎ、フォントダサすぎ。色も変えれますと、変えてくれたのですが…
気に入らなければ、表示を消すこともできると思います(未確認)。
やはり、ここは、ちゃんと、いいデザイナーに仕事出して欲しい。
性能も大切ですが、オーディオ機器はデザインやブランディングが大切。

液晶内のデザインをアップデートして、リモコンも、もう少しよいもの(僕はダイレクトにソースを切り替えるボタンが欲しい)をつけて、パンフレットやホームページも、もっとブランド力を感じられるものに変える。

ファームアップできるようなので、最低でも、液晶内のデザインだけでもリニューアルして欲しい。

2013年4月22日月曜日

TD510ZMK2を試聴させてもらう

アキバのオノデンで試聴。
スピーカーの存在を感じさせない。
どこで鳴っているかわからず、最初、後ろのPM1が鳴っていると思いました。
PM1も聞かせてもらいましたが、イクリプスはひらすら澄んだ音でした。
デモはピアノの演奏でしが、これがよく合っていました。
モニターだし、好き嫌いの別れる音なのか。
自分、モニターはそんなに好きじゃないと思ってたけど、これは、よかったなあ。

DT-2050AとZENSOR7

自分の場合は、この組み合わせは成功でした。

これまで、ZENSOR7に対して、「いい音だけど、解像度が低いし、音のキレが悪い。映画のときは気にならなくても、音楽を聴くときにかなり気なる。」という印象でした。アンプをDT-2050Aにすることで、ZENSOR7本来の性能が出て、音楽再生も満足度の高い音になりました。

これまでも、ケーブルを変えたり、インシュレーターを変えたり、置き方を工夫してみましたが、たいして印象は変わりませんでした。というか、自分程度の耳では、よくわからなかった。
ところが、アンプをDT-2050Aにすると、変えた瞬間に違いがわかります。

(私はオーディオ趣味は駆け出し、AVアンプとの比較です。)

【解像度が上がった】
ソースに入っている音が、それぞれはっきりと別の音として聞こえるようになりました。

【スピード感が出た】
サイト上にこの評価が多いのですが、自分には最初、何のことやらわからなかった。実際に聴いてみればわかります。これは、音が出るときはスッと出て、消えるときも、スッと消えるということです。「メリハリが出た」や、「キレがよくなった」と言い換えることができます。
ZENSOR7て、こんなにキレがよかったんだ!? ごめんよ、おじさんが誤解していたよ。

【パンチが出た】
解像度が上がり、スピード感が上がり、ZENSOR7にはパワーも十分なようで、結果、音にパンチが出ました。少しボリュームを上げてやると、とてもわかりやすいです。

【音楽の感動が伝わりやすくなった】
AVアンプで音楽を聴いていたときは、ZENSOR7だろうが、スマホに付属している安いイヤホンだろうが、音楽の感動としては同じでした。どちらで聴いても同じ音楽。ところが、DT-2050Aを入れたことで、家のスピーカーで音楽を聴くほうが、楽しめるようになりました。
比較対象が、スマホ付属のイヤホンなので、当たり前かもしれませんが。

【気なるところ】
あと、アンプが2つになり、操作感は悪くなりました。とくに、映画試聴と音楽試聴で、ボリュームをかなり上下させる必要があるのですが、リモコンだと、ボリュームを連打する必要がある。
日本製のAV機器のように、押しっぱなしでは変わりません。
(なぜか、他のボタンで、一気に上下する裏技?があります。とても、動作が不安定。というかバグっぽいですが。)
僕の場合、セッティングのプリセットがあると、とてもうれしい。ま、ほとんどの人が使わない機能でしょうな。

あと、リモコンが一般に出回っている写真と変わっています。
新しいリモコンは、ソースのダイレクト選択が無くなり、「SOURCE」ボタンを押すと、入力がトグルで切り替わるようになっています。僕にはダイレクト選択があるほうが便利なので、リモコンについては現在、問い合わせ中です。

リモコン周りは、挙動が謎な部分が多い製品で、マニュアルもサポートもなく、日本製品の「あたりまえ」が、あたりまえじゃない。それでも、アンプそのものの性能がよく、価格は手ごろ。自分レベルの音楽試聴には十分すぎる製品でした。

この製品、BASSが+3、TREBLEが+2に初期設定されていました。たしか、ネットのどこかに、「BASS、TREBLEは上げることはできても、下げることができない」みたいな記述があったので、僕のロットでは、初期設定が変わっていたのかもしれません。
どうも、ネットの意見を製品にとりいれ、マイナーチェンジしている印象。
みなさん、どんどん意見を書き込んで、どんどんよい製品にしてもらいましょう。

2013年4月19日金曜日

社長は少しバカがいい。

これは面白い。
鈴木社長は戦後すぐの生まれ。豪快な逸話にあふれ、エステーを立て直した方。
一橋大学卒で、バカじゃなくて賢いのだが、この本のバカは、細かいことに拘らず、考えるより行動。社長なら、よいと思ったことをやれ、みたいなことでした。
よだれを垂らしながら、アヘアヘと言っている、バカではございません。
勉強は体に悪いとか、頭のよさそうなことを言う社長が増えているとか、結構、印象に残る。

で、なぜか、最後、ミュージカル赤毛のアンのくだりで泣かされてしまうんだよな。
エアカウンターの話も感動的。
実用書で泣いたのは初めてかもしない。

2013年4月18日木曜日

AVアンプのZONE2という機能

RX-V773にはZONE2という機能があり、これがなかなか面白い。
最近のAVアンプなら、だいたいついているようで、割とメジャーな機能のようですな。
マニュアルを読むと、外部のプリメインアンプに繋ぐときは、この端子ということで、よくわからず繋いで使って気づいたが、このZONE2は、メインアンプから独立しているのだ!

つまりRX-V773には、メインと別に、別系統の「なにか」が入っていたのだ!
で、ちょっと興奮してしまったわけだが、

「なにか」としか言えないのは、ZONE2は音を増幅するわけではないので、「アンプ」ではない。ZONEの名前どおり、別の場所で音楽を聴くための端子だ。選べるソースは2ch入力されているものに限られる。「オーディオセレクタ」なのかというと、それも違って、ネットラジオや、サーバーへの接続はできる。これは強力。
RX-V773では、HDMIからの音声はZONE2へは流せないので、PCでYouTubeを見るときは、プリアウトを使うしかない。(PCからアナログ出力して、ZONE2へ流せば聞ける。)
別系統なので、メインとは電源も別に入れる。最初これがよくわからなかった。

わかってみると、これは面白い。今まで使っていなかったと思うと、ちょっとトクした気分。

ダークナイト ライジング

面白い。『ダークナイト 』の続編で、プレッシャーもある中、よくここまで面白いものが作れたなあ。
今度は戦争だ!
前作と同様、あらゆるジャンルの映画要素が詰まっているので、これはなんの映画といわれると、よくワカラン。
これだけ詰め込むと、破綻をきたすことが多いが、古典的キャラクターの魅力や、映像の巧みさ、ストーリー展開、キャストの力で、最後まで面白く見れました。
トム・ハーディ、前の『Black & White/ブラック & ホワイト』とまったく違う。クリスチャン・ベールも『マシニスト』のときに激痩せしてたけど、この人たちの肉体は凄いな。
アン・ハサウェイのおっぱいは離れがちでした。豊胸だらけのハリウッドでは、好感度が高い。

Black & White/ブラック & ホワイト

普通。
クリス・パインとトム・ハーディが、なぜかしゃくれたリース・ウィザースプーンを取り合うという内容。
結局クリス・パインの方が選ばれるという、つまらん展開。

30代後半女用プリティピンクなお花畑展開と、若干のアイドル俳優映画がブレンドされている。
リース・ウィザースプーン、クリス・パインというキャスティングが、きつい。
コメディとしては、きちんと作られているが、自分の苦手な要素が多い。
トム・ハーディはよい。かっこいい。