2009年3月20日金曜日

ef - a tale of melodies

momoriesが楽しめたなら、楽しめます。
面白さとしては、momoriesに譲りますが、優子と夕の物語など、前作の積み残しを完結させています。
前作の続編としては無難なでき。悪い意味ではなく、しっかりとしたプロの仕事です。
ただ、前作に比べると若干荒さがあるような気がします。新房組が忙しすぎたせいかもしれません。

二つの街や、優子のことなど、ファンタジー的な展開と帰結を見せます。
ラストの展開など、CLANNADと少し似てるかもしれませんが、こちらのほうが納得性が高いです。
結ばれない恋人も描かれており、前作より欝傾向が強いですが、最後まで見終わった印象はさわやか。

10話ぐらいで、ミズキが答える場面は、斬新な印象をうけました。
それまで、ことばを重ねることで、登場人物のコンプレックスを表現していたのが、10話で答える場面で前向きな言葉が繰り返されていたからでしょう。そう返しますかと。

斬新な演出に目が行きがちですが、ストーリーやテーマは、だれにでもわかりやすい、納得性の高いものでした。

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