思えば、僕にとって「Key系」という言葉は、いつの間にかコンプレックスの一つになっていました。
Key作品のいくつかに触れた今でも、そのコンプレックスは残っています。
『新世紀エヴァンゲリオン』以降、TVアニメやゲームに触れない時期が10年ぐらい続きました。20代は、普通の会社に通い、普通の仲間と普通に飲みに行く生活が続いていました。その間、新作アニメやゲームが数多くリリースされていたのですが、それらにはほとんど触れない生活です。
「Key系」という言葉は、僕にとって、その空白の10年間を象徴する言葉になりました。
アニメカルチャーの歴史に、「Key系」という、とてつもなく大きな流れが起こり、世代を代表する言葉、一つの共感すべき精神にまでなっていると思い込んでいました。
実際は、「Key」のゲームだったりアニメだったり、泣ける作品のことだったりするようなのですが^^;、僕にとっては、今でも恐ろしい空白の10年間を象徴する言葉となっています;
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