面白い。長い。
ほとんどレンタルの私が、この作品はBDボックスを買いました。高かった…
この作品は公開されたものより、より原作に近い。
公開時の映画は、メディア特性を考えアクション重視になっていたので、「面白いけど、原作とは違う」作品でした。
原作はアクション作品というより、冒険譚で、空腹の中、日々一歩ずつ進んでいくような印象が強い作品です。
このSEEでは、ホビット庄が細かく描かれ、人物描写も増えたように思います。特に、ファラミアの出番が増えていたような。
アラゴルンのロマンスが増えたのは、どうかと思いましたが、全体として原作の精神に近づいているように思いました。
3部作見終わって思ったことは、『旅の仲間』が飛びぬけて面白いということ。物語の発端でもあるし、ボロミアの裏切りやガンダルフの死もあり、とにかく見せ場があまりにも多い。
『二つの塔』『王の帰還』は面白いけど、途中だれるところもあって、『旅の仲間』ほどのインパクトはありませんでした。
それでも、やはり、最後、フロドとの別れは泣いてしまった。
1部、2枚組みに別れているのが不評ですが、私は大して面倒ではなかった。一生のうち、せいぜい10回も見れないので、たいした手間ではない。日本語原作が1部2冊に別れているのを思い出して、懐かしい気持ちにもなれました。
なんにせよ、久々に所有してみようと思った作品で、大好きな原作のすばらしい映画化なので、言うことはない。
大量にある付録は一切見てないし、見ることもなさそうです。こんなもん要らんから、安くしろ!
『ホビットの冒険』も3部作でやるようだけど、この作品ほどボリュームないし、中だれしないか心配です。
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