2016年9月30日金曜日

シン・ゴジラ

面白い。
久しぶりに劇場で視聴。

樋口、庵野の鉄板作品。

野村萬斎がスタッフロールに出ていたのだが、役がわかなかったが、ゴジラのモーションとは。

あの、第一形態のぶるぶるした動きは最高だった。
気持ち悪いし、ちょっとだけかわいい。
第一形態が本物のゴジラに倒される展開になると思ったぐらい、ゴジラもどき感が出ていた。

国防、自衛隊の運用という、現代的なテーマも含まれている。
よくできた映画だと思います。

キャストは概ねよい。
石原さとみが、ちょっと合ってなかったかな。
演技自体は上手いと思うが、もっと、背が高くて、はっきりした顔立ちの女優がよかった。

「機動戦士ガンダム サンダーボルト」HDR、4K UHD BD

これで4K、オブジェクトオーディオでガンダムが観られるぜ~
と思いきや、

DTS-HD Master Audio(2.1ch)


……

なん、だと!

一瞬見間違えたかと思ったが、どうやら現実らしい。

音楽に力を入れた作品だからこうなったのか。
ネット配信だったからか。
音声を豪華にして、再販する作戦なのか。

あのパーフェクトガンダムとザクの戦闘シーンは、オブジェクトオーディオの素材として最適なのに。

2016年9月27日火曜日

パンチライン

まあまあ。
序盤、すごくいい。
途中作画の乱れや、わかりにくい展開。
ループものに可能性が残されていると感じた作品。
しょこたんの主題歌がとてもいい。

観る方が多すぎて、ブログが何年か間に合っていない

オタク社長として、アニメ、映画を見まくっていますが、アウトプットが遅れている。
ふーっ……

ばくおん!!

まあまあ。
バイクが欲しくなるが、事故るのが怖いのでやめとこうと思う作品。
日本の誇りなんだけどなあ、バイク。

ハーモニー Harmony -

まあまあ。
なんか、絵とか、全体的にすごい。
わかりやすいんだけど難解。
この手の作品が好きじゃないと見れない。

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

面白くない。
おいしすぎるわ。
可愛い巨乳の女子が、なんか、異様なテンションでからんでくる。
うらやましいが、現実だと怖いな。

テラフォーマーズ リベンジ

あまり面白くない。
原作既読。
2期分一気に視聴。
面白くないといいつつ、アクションが好きなので、つい先に見てしまう。
うつのみやさんの絵が合ってなかったなあ…

デート・ア・ライブ 劇場版

面白くない。
テレビ版の方がまだ好き。

たまゆら ~卒業写真~

まあまあ面白い。
完結するまで、かなり長い時間かかった。
この手の作品は序盤から中盤、日常の展開が、見るのに忍耐力を要する。
青春時代が終わりをつげ、巣立っていく様を見ると、感動するんだよな。

だがしかし

あまり面白くない。
笑えるシーンは多い。
エンディングのダンスが癖になる。

サンデーらしい、意味のない長期連載作品。
この流れを作った高橋留美子の罪は重いかも。

それが声優!

普通。
耳の中へ~

ストライク・ザ・ブラッド ヴァルキュリアの王国篇

面白くない。
アクション好きでも、やや観るのがつらい。

シュヴァルツェスマーケン

普通。
かなり特殊な作品。
『マブラヴ』ファンなら、別作品として楽しめる。
ファンじゃなければついてこれない。

この素晴らしい世界に祝福を!

面白い。
ひたすらノーテンキで牧歌的なファンタジー。
ダクネスのエロさも際立つ。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

普通。
2期分視聴。
ゴジラ映画では脇役、最近主役を張ることが多くなった自衛隊。
アニメでは初めてかな。
結構問題作かも。

ガールズ&パンツァー 劇場版

面白い。
これも、ノーテンキ。
中盤、見ている人に、ストレスを与える構成。
最後の戦闘シーンは凄かった。
久々にアドレナリンが出た。

ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!

面白いなあ。
ノーテンキでいい。
作画、演出は相変わらずよい。

うたわれるもの 偽りの仮面

あまり面白くない。
キャラ頼みのストーリー。
序盤、だいぶ展開が荒い。

前作は荒い作画だったので、細田直人さんの作画が際立っていたが、今回はどうだろう。
音楽?
取り立てて、突出している箇所はない。
スケールの大きなシナリオが売り。

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ

面白くない。
おっさんが見るには修行。

おそ松さん

まあまあ。
2クール目に入って、下ネタに振り切ったのがよかった。

アルスラーン戦記 風塵乱舞

普通。
これだけスケールの大きな作品で、普通の面白さというのは、ちょっと悲しい。

アクエリオンロゴス

普通。
古臭いキャラがいいんだよね。
エンディングのイントロ、作画と相まって、とても気持ちいい。

アイドルマスター

まあまあ。
ダンス作画など、がんばっている。
歌も頑張っている。
ガイナックス流れのスタッフかな。

アイドルマスター シンデレラガールズ

普通。
なにがシンデレラなのかワカランが、前作の人気を不動にするものではない。

Working!!!

普通。
シリーズ続けて視聴。
さらっと観られるのがよい。

映画:Wake Up, Girls!

普通。
3作続けて視聴。
面白くないこともなく、すごく面白いというわけでもない。

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

まあまあ面白い。
本編の面白さよりは、かなり落ちる。
ヒロインとイチャイチャする作品。
こういうの、若い子はすきなんだろうな。

劇場版selector destructed WIXOSS

こちらも面白くない。
カードゲーム世代は好きなのかなあ。
タマはかわいい。

selector infected WIXOSS

面白くない。
1,2期連続視聴。

PSYCHO-PASS サイコパス 劇場版

面白い。このシリーズはちゃんと面白いのがよい。

PSYCHO-PASS サイコパス 2

面白い。
ドラマが多少薄くなった分、グロい描写や重苦しさでカバー。
しっかり楽しめる。

ペルソナ4 ザ・ゴールデン」公式サイト

面白くない。
お洒落なキャラクターとファッションに、ライトなドラマ。
重いようで軽い。
現代的。
何がゴールデンなのか。

劇場版ラストエグザイル 銀翼のファム

あまり面白くない。
オーパーツ発見!
懐かしいラスエグ。
テレビ版を再編集だが、骨子は同じ。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!

あまり面白くない。
こういったライトな作品の完成度が高いのが困る。
テンポの良いコメディと、可愛いキャラクター。
10代はがっつりはまるだろう。

ベルセルク・サーガプロジェクト

黄金時代の映画3部作。
面白いし、凄いけど、ベルセルクはもういい。
特に黄金時代は印象が強すぎる。

コードギアス亡国のアキト

まあまあ面白い。
凄いんだけど、本編の『コードギアス 反逆のルルーシュ』を覚えている方が楽しめる。
このOVAの前作すら忘れがちなおっさんにはつらい。
記憶力に自信のない人は続けて観てください。

ヤング ブラック・ジャック

面白くはない。
若い子の歴史の勉強にはよい。
私たちの親世代、若い子のおじいちゃん、おばあちゃん世代の生きた時代を感じられる。
戦争は嫌だなと思う。

機動戦士ガンダム サンダーボルト

面白い。
冨野監督以降、キャラクターが死ぬことが減ったが、この作品はよく死ぬし、死ななくても悲惨。
懐かしいパーフェクトガンダムがリアルに描かれ、オールドファンも嬉しい。
ストーリー、メカ、キャラ、演出、すべてハイレベル。
ネットで見るとサラウンドじゃない?
この作品は大音量のサラウンドが似合う。

Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜

まあまあ面白い。良作。スタッフの思い入れが感じられる。
ゲーム未プレイ。
古い原作だが、現在の作品として成り立っている。
映画も楽しみ。

ARIA The AVVENIRE

普通。ファンディスク。
個人的には5.1chサラウンドで、ネオベネチアサウンドに囲まれたことが嬉しかった。
絵は美しい。
アリアの懐かしい思い出が蘇る、アンコール作品。

2016年9月26日月曜日

ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑

普通。
ジェニファー・ロペスは、おっぱいを出したほうがよかったかも。

007 スペクター

まあまあ。
クレイグ・デービットになってからのシリーズは続き物のようで、前作をすぐ忘れる私にはつらい。

NEW GAME!

まあまあ。
美少女ばかりのありえないゲーム会社。
100名くらいの会社でしょうか。結構いい会社です。
新人グラフィッカーの仕事がリアルに描けている。
『SHIROBAKO』と同じコンセプトだが、あれほどの作りこみはなく。萌えアニメの体裁。
現場の仕事に戻りたくなる。

2016年9月25日日曜日

あまんちゅ!

今のところ面白くない。
佐藤監督の『ARIA』『たまゆら』と同様、ゆったりとしたペースの作品。
私は『ARIA』のファンだが、あの作品も、序盤退屈な作品だった。
こちらも、見続けることに忍耐力を要求される作品。
というより、肩の力を抜いて見る作品というほうが正しいのだろう。
終盤に向かって、ぐっと面白くなる可能性があるので見守ろう、

Re:ゼロから始める異世界生活

面白い。
序盤、ものすごく面白く。中盤だれるが、白鯨のあたりから盛り返す。
ループものは、まだ可能性がある。
絵も安定している。

この美術部には問題がある

まあまあ。
ラブコメ作品として良作。
主人公がかわいい。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

あまり面白くない。
絵のクオリティが凄い。
アリーシャの出番が増え、ゲームで不評だったシナリオが修正されている。
新作とのクロスする部分がまだなく、別作品が途中に挟まれた変な構成。
後半に期待。

クオリディア・コード

面白くない。
3名の作家のコラボレーションで、企画としては面白い。
プロットは悪くないので、しっかりアニメ化すれば、そこそこ人気が出たはず。
最近の作品としては珍しく作画が崩壊ぎみ。
昔のA-1 Pictures作品のようでした。

2016年9月22日木曜日

プロジェクターのランプ交換

EH-TW4500のランプ交換は4回目か5回目。
ランプ交換で映像が見違えるようになりました。

一度、アマゾンで買った互換品が1000時間程度で切れてしまったので、それ以降ヨドバシ・ドット・コムで純正品を買うようにしています。

EH-TW4500は2009年11月下旬発売で、そろそろ6年以上使っています。
最近では冷却ファンがカラカラ鳴ることもあり、限界が近いかなと思っていたのですが、これだけの絵が出るなら、もう少し行けそう。

水銀ランプは使用していると、だんだん暗くなってくるので、最も性能を発揮できるのは500時間程度ということ。
私は貧乏性で、切れるまで使うのですが、前のランプは暗くなりすぎていました。
まだ、このプロジェクターを使うなら、もう少し早めのランプ交換をしたいと思います。

2016年9月19日月曜日

パイオニア SC-LX89をネットワークオーディオプレーヤーとして使う

もう販売終了した機種ですが、SC-LX89の情報をがんばって発信していきます。

私は音楽鑑賞にDLNAクライアント機能を多用します。
もう、かなりの時間ネットワークオーディオプレーヤーとして使っていますが、問題なく使用できています。
致命的な欠陥は特になく、スピーカーをいい音で鳴らしてくれています。
MCACC PROの自動測定で、うちのメインスピーカーは「small」。サブウーファーとのクロスオーバーは「150Hz」と高め。自動設定だと、セリフがセンタースピーカーだけ音量を上げて、あとはそのまま使っています。

サブウーファーとの繋がりがいいので、サブウーファーありの「DIRECT」モードを主に使っています。

さて、問題がないわけでもありません。
  1. 画面表示のアルバムアートが横につぶれる。
  2. foobar2000で5.6MHz DSD再生(PCM変換)時、曲の途中で終わる。これはクライアントが原因か、サーバーが原因かよくわからない。
  3. ヤマハにあったリストの10行スキップがない。
  4. リストの画面表示が狭い。なぜが画面の右部分を使用していない。どうやら2016年の最新機種では修正されているらしい。
  5. 映像を別の入力にできない。「HDMI ZONE」機能を使えばできるらしいが、7.2.4との同時使用は不可能。
2以外は、大きな問題ではありません。foobar2000が対応するまで、5.6MHz DSDの再生にはTwonky Serverを使います。

SC-LX89のネットワークオーディオプレーヤー機能は、まあ及第点だと思います。

(追記)

本日、曲をレンダリングできなくなりました。
サーバーを再起動しても改善せず、アンプの再起動でも改善しない。アンプの電源長押しリセットで治りました。
リセットが必要になる期間がちょっと短いな。

(追記)
リストの10行スキップは、トラック送りのボタンを押せばできました。

(追記)
音楽再生だと、さすがにウーファーが鳴りすぎるので、クロスオーバーを50Hzに下げました。今は映画用と音楽用でプロファイルを分けています。

今は新機種が出て、旧機種がお買い得のようです。

2016年9月16日金曜日

4K対応のPS4 ProがUHD BD再生できないのは問題

我が家で最初のDVDプレイヤーはPS2でした。
最初のBDプレイヤーはPS3でした。
PS4はBD。
4K対応のPS4 ProがUHD BD非対応。
ネットワークでの動画再生を重視したとのこと。

ドライブのコストは大量ロットなら、それほど変わらないはず。それに、ハイエンドのProがほしい人は、多少値段が上がっても高性能な方がいいんじゃないだろうか。
うちのプロジェクターは来年か、再来年に4Kへ更新予定。
Pro用ソフトがよっぽど魅力的じゃない限りPro2待ちかな。

新Xbox『Scorpio』は処理速度も大幅に上がり、UHD BD対応(゜-゜)
ソニーらしくないなあ。

2016年9月15日木曜日

パイオニア SC-LX89のUSB DACでDSD再生

ネイティブ、DoPともに、スペック通り2.8MHzまで対応。
世代的に5.6MHzにも対応していると思い込んでいて、検証に時間がかかりました。

以下のソフトをインストールして、OutputをDSD何とかにすると再生できます。
最新バージョンでは、ASIO Proxyは必要ありません。

【課題】
  • アンプをUSB-DACにしておかないと、パソコンから認識されない。
  • AVアンプの入力を切り替えると、音が出ないなど接続が不安定に。
  • 仕様上5.6MHz以上に対応していない。
    おそらく、同社のプリメイン、ヘッドフォンDACとの差別化でしょうが、AVアンプのフラッグシップとしては問題。DAC機能はオマケなのかな。
    ファームウェアアップのサプライズ対応で、5.6MHz以上に対応してくれると嬉しい。
今は新機種が出て、旧機種がお買い得のようです。

  

foobar2000 UPnP ServerでDSD再生

結論から申し上げますと、2.8MHzのdiffファイルで再生確認できました。
プレーヤーはSC-LX89。

設定方法は「言の葉の穴」さんに書いてある通りです。
http://kotonohanoana.com/archives/3414

5.6MHzのDSDにはfoobar2000が対応しておらず、PCM変換となりました。
SACDをリッピングしたISOファイルにも対応しておらず、PCM変換となります。sacd_extractなどで、分割すれば再生可能かと思います。

Twonky Serverもテストします。

こちらも「言の葉の穴」さんを見ながら設定。
http://kotonohanoana.com/archives/7991
http://kotonohanoana.com/archives/3112

こちらは、5.6MHzのDSDも再生。11.2MHzはSC-LX89のスペックが足りず再生できない。対応クライアントなら再生できるはず。

J Riverはプレーヤーとしては優秀なようですが、サーバーとしての性能は疑問。うちの環境でDLNAサーバーとして使うと。DSDがMP3変換される。
重い独自UIも好きじゃないので、試用してすぐアンインストール。

表にまとめます。

DLNA Server DSD 2.8MHz DSD 5.6MHz SACD ISO(DSD 2.8MHz/PS3 ripping)
foobar2000 OK 44.1MHz/16bt PCM
局の途中で切れて、次の曲に移る
44.1MHz/24bt PCM
Twonky Server OK OK NG

SACD ISOは通常使わないフォーマットですが、私の環境では頻出。
diffファイルに分割するのも面倒なので、まだ、しばらくfoobar2000のお世話になりそうです。

理想を言えば、しばらくアップデートしていないfoobar2000 UPnP Serverがバージョンアップして、SACD ISOがネイティブ再生できるようになってほしいかな。

SC-LX89はDACのスペック的に11.2MHzまで再生できるようなので、ファームアップでサプライズ対応してほしい。同社ヘッドフォンDACが非公式対応しているように。
ソフト面でユーザーをやきもきさせている分、対応してくれると嬉しい。

2016年9月9日金曜日

ライトスタッフ

まあまあ。キャストがよい。
古い作品なりに、SFXを頑張っていた。

モーガン・ブラザーズ

普通。アホらしい映画。
何も考えず観られてよい。

刺さった男

面白くない。
サルマ・ハエック年取ったなあ。

2016年9月6日火曜日

AVアンプでの2ch音楽再生

昔はAVアンプの音質が悪かったようで、AVアンプの2ch再生は何分の1だかの価格のプリメインアンプに相当するなどと言われていました。

うちには高級なプリメインアンプがなく、実際に実験したわけではないのですが、イージーリスニング派の私にとって、AVアンプは音楽再生に十分使える音質だと思います。

そして、AVアンプには普通のプリメインアンプにはないメリットも多くあります。

様々な補正機能が使える

今回購入したSC-LX89は「MCACC PRO」「フルバンド・フェイズコントロール」といった補正機能で、部屋の定在波やスピーカーごとの違いを、ある程度補正してくれます。
ルームチューニングする気力がない私は、とても助かる機能。

プロファイルを切り替えできる

ウーファーの使用や、スピーカーのプロファイルを、曲に合わせてさっと切り替えて楽しむことができます。私はこれが一番嬉しいかも。

割安

これが今回AVアンプを新しくして一番感じたところです。
AVアンプは最新の規格やトレンドに対応するため、毎年新機種が出ます。そのため、旧機種も新機種もどんどん価格が下がっていきます。
去年のモデルは最終的に定価の半額以下になる場合も多い。
価格はどんどん安くなるのですが、アンプの基本部分、音を増幅する機能は毎年進化するわけではなく、こと2ch再生の音質は、毎年、少しずつ変わる程度でしょう。

一方プリメインアンプはどうでしょう。
たとえば新発売の製品が実売20万円だったとします。1年後、その製品がいくらになっているかというと、やっぱり20万円。よくて18万円とかでしょう。
なぜなら、プリメインアンプは1年でモデルチェンジしないからです。

ただ、そうはいっても、ライフサイクルの長いプリメインアンプは、肉厚の外装や、アルミ製のボリュームなど、外側にもお金がかかっていて、原価率はAVアンプより高く感じます。豪華な筐体は、音質にもいい影響があるでしょう。メーカーはライフサイクルの長いプリメインアンプの価格を高止まりさせる理由をちゃんと作っているわけです。

残念ながら、私が所有していたプリメインアンプは、TA-F555ESLなど古いものばかりで、SN比の高い最新のプリメインアンプの音質はわかりません。

ただ、AVアンプは割安だなと思います。

2016年9月5日月曜日

メイズ・ランナー2

面白くない。
メイズを脱出したら、とたんにつまらなくなった。

ゾンビが出てきて、全体的にゲーム『ラスト・オブ・アス』の世界観に酷似。
それと、『ハンガー・ゲーム』を足して、残念にした感じ。

パイオニア SC-LX89を買ってみた

SC-LX89はパイオニアのAVアンプで、去年のフラッグシップ。
既に後継機のSC-LX801、SC-LX901が発表されており、型落ちの製品です。

AVアンプは毎年新機種が出るので、去年のモデルは後継機が出ると一気に値下がりします。
私は安いものが好きなので、今回、新機種が発表されて、SC-LX89に値ごろ感が出たので、購入を決めました。

パイオニアの去年のモデルは、SC-LX59、SC-LX79、SC-LX89ともに、別途2chのアンプを追加してやることで、7.2.4まで対応でき、AVアンプとしての基本機能は同等。SC-LX59にとても値ごろ感のあるラインナップでした。

今回SC-LX901の発表も見て、SC-LX89に決めたのは、
  • USB-DACがある
  • ネットワークオーディオの6ch再生ができる
といった、新モデルでなくなってしまった、私好みの機能があること。わかりやすく言うと、「遊べるおもちゃが多い」ことが理由。

パワーと解像度が上がった。

これまで使っていたRX-V773と、定価ベースで4倍以上の開きがあり、パワーの出やすいデジタルアンプ。音が太く、解像度も高くなりました。
今回購入にあたり、ヤマハの一体型フラッグシップRX-A3060も試聴しました。RX-V773と傾向は同じですが、レベルはずっと上。芯のあるおおらかな音で、サウンドステージが広い。
パイオニアはすっきり解像度の高い音です。すっきりとっいっても、RX-V773と比べると、大パワーで、ずっと太い音です。
以前、ダイナミックオーディオで802D3を聴いてから、高解像度への憧れもあり、デジタルアンプのSC-LX89に決めました。
自宅のシステムで鳴らすことを断念したピアノのアルバムも、まあ、なんとか許せる音質で鳴るようになりました。

一般的なデジタルアンプのイメージと違って、筐体が意外と熱くなります。筐体の左前部分、アナログの電源部が、かなり熱くなります。熱いといっても、手で触れる程度ではありますが。

補正機能でフロントスピーカーとウーファーの違和感が減った。

フロントスピーカーのDS-V5000は、図体の割に低音が出ないため、AVアンプの測定で、ウーファーを使う設定になります。これは前のRX-V773と同じなのですが、RX-V773でウーファーを違和感なく鳴らそうと思うと、手動での設定が必要でした。
SC-LX89はMCACC PROの測定だけで、フロントスピーカーとウーファーの違和感が少ない。フルバンド・フェイズコントロールの効果か。さすがに、ボリュームを上げると、それぞれの特性が出てきますが、私の通常のリスニングボリュームでは違和感がほとんどありません。

2ch再生の場合、
「DIRECT」…ウーファーも使うよ
「PURE DIRECT」…フロントスピーカーだけでがんばるよ
が比較的ピュアな設定で、主に「DIRECT」を使っています。

「PURE DIRECT」でもスピーカーの補正は効いてしまうので、完全に補正なしにするには、何も保存していないプリセットに切り替えます。

Dolby Atmosも試してみた。

現在の環境は、7.2.2。トップミドルがないので、フロントハイで代用。視聴ソフトは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。ご存じアホな映画です。『ゼロ・グラビティ』がよかったんだけど、レンタルのソフトはAtmos非対応でした。
試してみた結果、うちの環境だと、「よくわからん」感じ。オブジェクトオーディオを楽しむためには、それなりのセッティングが必要なようです。

リモコンとiControlAV5の完成度が低い。本体の安定性にも疑問。

価格コムなどの情報でソフト面の完成度が低いことは知っていましたが、これが思った以上に酷い。リモコンの矢印ボタンが、BD、ネットワークオーディオ、USBなどで、別周波数になっており、リモコンの選択と、アンプの入力が異なる時には、操作を受け付けません。
これがわかるまで、少々時間がかかりました。
私のように学習リモコンを使っている場合、アンプの入力ごとにリモコンも別入力に割り当てる必要があり、ボタンを消費します。全機能を登録するのは、かなり高機能なリモコンじゃないと無理じゃないでしょうか。ZONEボタンなど、一部学習リモコンの使える周波数を超えているものがあるようで、登録できませんでした。
UIのレベルもヤマハの方が高い。ヤマハを使っているときは、バタ臭いUIだと思っていましたが、バタ臭い=わかりやすいということ。操作で迷うことは、ほとんどなかったように思います。
ヤマハはほとんどのメニューがオンスクリーンなこともポイントが高い。

iControlAV5は、操作不能になることが多い。このソフトは、安定性が低く実用性がありません。
ヤマハのAV CONTROLLERは、たま~に落ちる程度。完成度は月とすっぽんです。

パイオニアはアンプ本体の安定性にも少々難があり、MCACCのプロファイルをコピーした際、ハングアップしました。
ヤマハのRX-V773は3、4年使って、ハングアップは一度もありません。しばらく使っていると、ハイレゾ音源の再生がおかしくなることがありましたが、アンプをリセットすれば、またしばらく問題なく使えていました。RX-V773は2012年の発売ですが、2016年のつい最近でもファームアップがあり、旧機種に対してのサポートも手厚い。
製品としての完成度やアフターサービスは、ヤマハの方が圧倒的に上です。

ソフト面は今後のバージョンアップでレベルアップさせてほしいものです。オンキヨーと一緒になり、開発リソースは充実しているはず。オンキヨーはかつてSOTECを買収して音楽パソコンを出したり、最近はe-onkyoの運営やOnkyo HF Playerのリリースなど、ソフト面も強い印象があります。少なくとも、パイオニアよりはソフト面が強いと思う。
せっかく同じ会社になったので、ソフトのブラッシュアップを望みます。

できないこと。

音楽のネットワーク再生をしながら、映像だけをパソコンなど他のHDMI入力にすることができません。そもそも、オンスクリーンメニューでできることがとても少なく、ヤマハであたりまえにできていたことができないので、工夫が必要です。HDMI ZONEの機能を使えばできるようですが、7.2.4との同時使用はできません。いずれ、7.2.4にするつもりなので、手っ取り早く、PCのDVIをHDMIに変換し、プロジェクタのHDMI入力2にぶち込みました。

DTS:Xへの対応が遅れていること。

本当に対応できるのか!? DSPの性能が足りないんじゃ? などネットで話題になっている件です。私は「対応する」というメーカーの発表を信じたのと、実装のレベルが多少下がっても、サラウンドで細かな音質を聞き分けることは困難なので、あまり問題にならないと考えました。
音質が多少下がっても、MCACC PROとの併用ができないとなると、ちょっと困るかな。

何はともあれ、音がいいので、これから、いろいろ使っていきます。
USB DACやDSD再生など、まだまだ、遊べるぞ!

(追記)

設定が完了して、決まった操作しかしなければ、本体がハングアップすることもありません。iControlAV5も。曲の切り替えだけに使えば、普通に使えます。

今は新機種が出て、旧機種がお買い得のようです。

(追記)

「MEDIA SERVER」で、たまに曲が再生されなくなることがあります。電源長押しのリセットで直ります。
MCACC PROの自動設定では、音楽再生にはウーファーが効きすぎると思い、ウーファーだけ下げたプロファイルを作成。音楽と映像で設定を切り替えています。
低音にあまり興味がないので、音楽設定で映画を見てもOKかな。