アクションアニメで、結構面白いです。
また、強い女の子が戦うやつか~と、あまり期待も無かったですが、ちゃんと王道のアクション作品に仕上がっていて、しっかり楽しめました。殺伐とした世界観で、戦うことが呼吸をするように当たり前のヒロインと、その子に引かれる主人公。まあ、ありきたりではありますが、舞台が現代の南アジアで、海賊が出る島なんてのが、ちょっとアクセントになっています。
絵を見たとき、なんかに似てるなと最初気づかなかったですが、グラップラー刃牙(アニメの方)に雰囲気も絵もよく似ています。
原作者が、すごい映画好きみたいで、アメリカの古いドラマや映画の話が出てきたり、チョウ・ユンファそのままのキャラが出てきたり、有名映画のワンシーンをそのまま再現していたりします。原作者の好きなものを詰め込んだ鍋のような、お祭りのような作品です。
思想書のネタなんかが出てくるとさすがによくわからないですが、大筋の理解には影響ないです。
非常に勉強家で、エンターテイメントを愛する原作者のように感じました。
肝のアクション作画監督に、そえたかずひろさん。
この方はロードス島のOVAのイメージがあって、あまり良い印象ではなかったのですが、この作品では素晴らしいお仕事をされています。キャリアを積んでいいアニメーターになられたんだと思います。
第3期も楽しみにしております。
2009年1月7日水曜日
テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION
さらにシンフォニアまで。
ここへきて当たり。ファンタジアと同じ脚本家の作品とは思えません。
さすがに人気作品らしく、続編も決定しているということ。
ゲームは遊んでいませんが、おそらく、ゲームの筋をうまく省略しながら、それでも、物語が丁寧に描かれています。
絵も動きもいいです。テイルズファンならこれは楽しめますね。
藤島慶介さんのキャラは、アニメになってもそれほど崩れることが少ないので、動かし易いキャラなのかもしれませんね。
ここへきて当たり。ファンタジアと同じ脚本家の作品とは思えません。
さすがに人気作品らしく、続編も決定しているということ。
ゲームは遊んでいませんが、おそらく、ゲームの筋をうまく省略しながら、それでも、物語が丁寧に描かれています。
絵も動きもいいです。テイルズファンならこれは楽しめますね。
藤島慶介さんのキャラは、アニメになってもそれほど崩れることが少ないので、動かし易いキャラなのかもしれませんね。
テイルズオブエターニア THE ANIMATION
というわけで、エターニア。また、アニメです。
これは、懐かしい80年代のスタイルのアニメです。
そんなに面白くありません。
監督のうえだしげるさんはじめ、エレメンタルジェレイドのスタッフと重複しています。
あの作品も、懐かしい雰囲気だったので、うえださんカラーということでしょう。
わかりやすい演出なので、子供でも楽しめるのがいいところでしょうか。
キャラはいのまたっぽさはほとんど欠落し、普通の、むしろあまりよくない手抜きアニメのキャラになっています。
最終回の作画陣は結構豪華でした。が、最終回も平凡な出来です。
大人のアニメファンは見る必要の無いアニメです。
これは、懐かしい80年代のスタイルのアニメです。
そんなに面白くありません。
監督のうえだしげるさんはじめ、エレメンタルジェレイドのスタッフと重複しています。
あの作品も、懐かしい雰囲気だったので、うえださんカラーということでしょう。
わかりやすい演出なので、子供でも楽しめるのがいいところでしょうか。
キャラはいのまたっぽさはほとんど欠落し、普通の、むしろあまりよくない手抜きアニメのキャラになっています。
最終回の作画陣は結構豪華でした。が、最終回も平凡な出来です。
大人のアニメファンは見る必要の無いアニメです。
テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION
テイルズのこと、よく知らないのに、まとめ的な感想書いてしまったので、もう少し勉強せねばということで、最初のテイルズ!のOVAです;
これは、面白くないです。一応、OVA4巻分で物語のはじめから、魔王ダオスを倒すまでを描いていますが、組み立てが悪く、どうにも楽しくないです。
構成が悪すぎます。
絵はまあまあきれいですが、最近のよく動くアニメに慣れていると、あまり動きません。
監督が変わった最終巻だけは、すこしがんばってはいました。
これは、面白くないです。一応、OVA4巻分で物語のはじめから、魔王ダオスを倒すまでを描いていますが、組み立てが悪く、どうにも楽しくないです。
構成が悪すぎます。
絵はまあまあきれいですが、最近のよく動くアニメに慣れていると、あまり動きません。
監督が変わった最終巻だけは、すこしがんばってはいました。
2008年12月31日水曜日
テイルズシリーズ
今回続けてDSのテイルズを2つプレイしただけなのですが、少し補足を。
ライトなRGBと書きましたが、逆にヘビーなのはFF11、リネージュとかのオンラインRPG、古くはウルティマ、ウィザードリィに代表される洋物RPGです。
FF11はその昔、PS2のHDDをいち早く揃え、日本で500人のβテスターになってまでプレイしたのですが、あまりはまることはなく、それ以来オンラインRPGというのが苦手になってしまいました。
オンラインRPGはプレイ時間が長くなりがちで社会人には辛いというのもありますが、そもそもネットでのコミュニケーションが苦手な僕には、やはり無理だったようです。だいたいmixiとかのコミュニティサイトにマメに書き込める方は、ネトゲもはまれる可能性が高のではないでしょうか。
ただ、僕は一人でピコピコするRPGはいまでも好きで、ドラクエ、FF、ファルコムの作品なんかを少しずつはプレイしています。こういったオフラインRPGには、ビッグタイトルも多く、セールスもそれなりによいことを考えると、僕のようなライトRPGファンは結構多いようです。
さて、テイルズですが、そもそも2つしかプレイしていないので、深いことはわかりません;;マジなファンの方はご容赦ください。
テイルズはこのライトRPGの正常進化系ということができると思います。
ライトノベルがジャパニメーションの要素を取り込んでジャンルを確立したように、テイルズもアニメーションを直接的に取り込んで、ゲームのジャンルを確立しています。アニメーションのオープニングが流れるゲームは数あれど、その歴史とボリュームではテイルズが一番ではないでしょうか。
しかも、ただアニメを見せるだけのゲームではなく、ゲーム部分もしっかり作りこんでいる。マップも結構広く、さくっと攻略できるレベルよりは少し上。僕には少し広すぎたぐらいです。また、今回の作品は2週目のしかけも多いようです(これはシリーズ全般の傾向でしょうか?)。
僕は普通に仕事をして、家庭もあって、ゲームもしているので、さすがに2週目はプレイできないのですが、作品が本当に好きな学生さんなら、長いこと楽しめていいと思います。ボリュームを考えると、(特にハーツは)コストパフォーマンス抜群のソフトです。
シナリオに関しては、プレイした2作品+今放映中のアビスのアニメを見る限り、
・パーティの信頼を高めることで敵を打ち破ること。
・主人公がネガティブな力に囚われることがあること。
・世界観そのものがひっくり返るような、大きな秘密があること。
などの共通点があるようです。日本のアニメや漫画で育ってきた世代には、納得しやすい筋。主人公は葛藤しながらも、正しい行動を取るようになっていく。エンディングは大団円。「きれいごと」が多いシナリオですが、多くの人が気持ちよくプレイできる内容で、多数のファンを抱えるビッグタイトルとしては、これでいいと思えます。
今回テイルズを遊ぶことができ、ひとつお気に入りのシリーズができてよかった。
ライトなRGBと書きましたが、逆にヘビーなのはFF11、リネージュとかのオンラインRPG、古くはウルティマ、ウィザードリィに代表される洋物RPGです。
FF11はその昔、PS2のHDDをいち早く揃え、日本で500人のβテスターになってまでプレイしたのですが、あまりはまることはなく、それ以来オンラインRPGというのが苦手になってしまいました。
オンラインRPGはプレイ時間が長くなりがちで社会人には辛いというのもありますが、そもそもネットでのコミュニケーションが苦手な僕には、やはり無理だったようです。だいたいmixiとかのコミュニティサイトにマメに書き込める方は、ネトゲもはまれる可能性が高のではないでしょうか。
ただ、僕は一人でピコピコするRPGはいまでも好きで、ドラクエ、FF、ファルコムの作品なんかを少しずつはプレイしています。こういったオフラインRPGには、ビッグタイトルも多く、セールスもそれなりによいことを考えると、僕のようなライトRPGファンは結構多いようです。
さて、テイルズですが、そもそも2つしかプレイしていないので、深いことはわかりません;;マジなファンの方はご容赦ください。
テイルズはこのライトRPGの正常進化系ということができると思います。
ライトノベルがジャパニメーションの要素を取り込んでジャンルを確立したように、テイルズもアニメーションを直接的に取り込んで、ゲームのジャンルを確立しています。アニメーションのオープニングが流れるゲームは数あれど、その歴史とボリュームではテイルズが一番ではないでしょうか。
しかも、ただアニメを見せるだけのゲームではなく、ゲーム部分もしっかり作りこんでいる。マップも結構広く、さくっと攻略できるレベルよりは少し上。僕には少し広すぎたぐらいです。また、今回の作品は2週目のしかけも多いようです(これはシリーズ全般の傾向でしょうか?)。
僕は普通に仕事をして、家庭もあって、ゲームもしているので、さすがに2週目はプレイできないのですが、作品が本当に好きな学生さんなら、長いこと楽しめていいと思います。ボリュームを考えると、(特にハーツは)コストパフォーマンス抜群のソフトです。
シナリオに関しては、プレイした2作品+今放映中のアビスのアニメを見る限り、
・パーティの信頼を高めることで敵を打ち破ること。
・主人公がネガティブな力に囚われることがあること。
・世界観そのものがひっくり返るような、大きな秘密があること。
などの共通点があるようです。日本のアニメや漫画で育ってきた世代には、納得しやすい筋。主人公は葛藤しながらも、正しい行動を取るようになっていく。エンディングは大団円。「きれいごと」が多いシナリオですが、多くの人が気持ちよくプレイできる内容で、多数のファンを抱えるビッグタイトルとしては、これでいいと思えます。
今回テイルズを遊ぶことができ、ひとつお気に入りのシリーズができてよかった。
テイルズ オブ ハーツ
というわけで、最新のハーツです。本日クリアしました。
テイルズシリーズの11作目で、「心と出会うRPG」。
前の「イノセンス」とテーマは似てて、心の繋がりで勝つ!みたいな内容です。
このゲーム、かなり大作なので、腰を据えてプレーしてください。割とアイテムとか集めながらプレイして、50時間以上かかりました。
DSはポータブル機とはいえ、現行のコンシューマではメインプラットホームで、しかも、「ハーツ」はビッグタイトルの最新作。しっかりしたものを作ってあるのは当然なのですが、ここまで大作とは。やはり僕の中で、しょせん携帯ゲーム機ってのがあったのでしょうね。ごめんなさい。
あ、もちろん、アニメエディションをやりました^^
シナリオ、ゲーム性、グラフィック、アニメパートなど、すべて高水準。ライトなRPG好きなら誰でも楽しめる。「イノセンス」よりも、さらにずっと面白いです。
キャラデザの方向性が、前のイノセンスから大きく変わっており、よりアニメっぽくなったというか、一般受けする絵になっています。等身もアビスやファンタジアのような8等身。テイルズファンはこっちの方が好きなんじゃないでしょうか。
オープニング以外にもアニメパートがたくさんあって、とにかく高水準。ぱっとエンドロールを見た感じでは、有名な原画マンが多く参加しておられるようでした。DSの上下の画面を使って、つながった絵が動きます。あー、DSはこんなオープニングができるのか~。ただ画質は所詮DS。ProductionIGさん、これ、この画面ではもったいないですよ!あと、CG版オープニングをニコ動で見ると、建物や羽クジラは、やはりCGの方がいい。これは適材適所で、混ぜたら一番アニメファンの喜ぶ映像になるでしょう。
ヒロインはイノセンスと比べて(好みもあると思いますが)、超カワイイです。ヒロイン以外にも、各種ニーズに合わせた女性男性美形キャラを品揃え。隙のないラインナップです。
DEENの主題歌もいい曲ですよ。いまさらDEENかとも思ったけど、アコースティックな優しい曲が、ゲームの内容にピッタリでした。
おおむね大満足な作品ですが、シナリオだけ一言。物語の中盤で大きな盛り上がりがあって、これでエンディングまで一気に行くかなと思わせておいて、実はそこは折り返し地点。後半のほうがさらに長いです。これが、少し疲れました。
中盤ですでに、世界の大きな秘密が明かされ、エンディングに向けての大きな目標が、その時点で設定される。そこに向けてのステップを踏んでいくのが多少もどかしく感じました。
長編のRPGになると、クリアに向けてのステップが多くなるのは仕方ないですが、謎解きの配分と、本筋にあまり関係のない遊びのシナリオをはさんでくれたら、少し気を抜けたかもしれません。ただ、僕が一気にやりすぎなのかもしれません…
今回はシナリオにおける恋愛要素のウェイトが大きいです。僕は苦手ですが、まあ、このぐらいなら、大丈夫。好きな人も多いでしょうし。
戦闘で主人公が強すぎて、他のキャラと差があるので、主人公を外した戦闘パーティが組みにくいです。これは、他のキャラをもう少し研究すればいけるかも。あと、サブシナリオもめちゃくちゃありそうなので、もう少し遊んでみます。今のところ1人「○○ス」のキャラが出てきましたよ。
というわけで今年のマイベストRPGでした。
テイルズシリーズの11作目で、「心と出会うRPG」。
前の「イノセンス」とテーマは似てて、心の繋がりで勝つ!みたいな内容です。
このゲーム、かなり大作なので、腰を据えてプレーしてください。割とアイテムとか集めながらプレイして、50時間以上かかりました。
DSはポータブル機とはいえ、現行のコンシューマではメインプラットホームで、しかも、「ハーツ」はビッグタイトルの最新作。しっかりしたものを作ってあるのは当然なのですが、ここまで大作とは。やはり僕の中で、しょせん携帯ゲーム機ってのがあったのでしょうね。ごめんなさい。
あ、もちろん、アニメエディションをやりました^^
シナリオ、ゲーム性、グラフィック、アニメパートなど、すべて高水準。ライトなRPG好きなら誰でも楽しめる。「イノセンス」よりも、さらにずっと面白いです。
キャラデザの方向性が、前のイノセンスから大きく変わっており、よりアニメっぽくなったというか、一般受けする絵になっています。等身もアビスやファンタジアのような8等身。テイルズファンはこっちの方が好きなんじゃないでしょうか。
オープニング以外にもアニメパートがたくさんあって、とにかく高水準。ぱっとエンドロールを見た感じでは、有名な原画マンが多く参加しておられるようでした。DSの上下の画面を使って、つながった絵が動きます。あー、DSはこんなオープニングができるのか~。ただ画質は所詮DS。ProductionIGさん、これ、この画面ではもったいないですよ!あと、CG版オープニングをニコ動で見ると、建物や羽クジラは、やはりCGの方がいい。これは適材適所で、混ぜたら一番アニメファンの喜ぶ映像になるでしょう。
ヒロインはイノセンスと比べて(好みもあると思いますが)、超カワイイです。ヒロイン以外にも、各種ニーズに合わせた女性男性美形キャラを品揃え。隙のないラインナップです。
DEENの主題歌もいい曲ですよ。いまさらDEENかとも思ったけど、アコースティックな優しい曲が、ゲームの内容にピッタリでした。
おおむね大満足な作品ですが、シナリオだけ一言。物語の中盤で大きな盛り上がりがあって、これでエンディングまで一気に行くかなと思わせておいて、実はそこは折り返し地点。後半のほうがさらに長いです。これが、少し疲れました。
中盤ですでに、世界の大きな秘密が明かされ、エンディングに向けての大きな目標が、その時点で設定される。そこに向けてのステップを踏んでいくのが多少もどかしく感じました。
長編のRPGになると、クリアに向けてのステップが多くなるのは仕方ないですが、謎解きの配分と、本筋にあまり関係のない遊びのシナリオをはさんでくれたら、少し気を抜けたかもしれません。ただ、僕が一気にやりすぎなのかもしれません…
今回はシナリオにおける恋愛要素のウェイトが大きいです。僕は苦手ですが、まあ、このぐらいなら、大丈夫。好きな人も多いでしょうし。
戦闘で主人公が強すぎて、他のキャラと差があるので、主人公を外した戦闘パーティが組みにくいです。これは、他のキャラをもう少し研究すればいけるかも。あと、サブシナリオもめちゃくちゃありそうなので、もう少し遊んでみます。今のところ1人「○○ス」のキャラが出てきましたよ。
というわけで今年のマイベストRPGでした。
テイルズ オブ イノセンス
テイルズシリーズの9作目で2007年12月発売のちょっと古いタイトルです。
「想いを繋ぐRPG」ということ。
僕自身初めてのテイルズシリーズ。マイファーストテイルズですね;
DSみたいなポータブルのゲーム機用ソフトですが、アニメのオープニングがあったり、キャラクターボイスも豊富だったりします。
オープニングのアニメは、残念ながら動きの少ないあんまりな出来。ただ、「いのまた先生のキャラクターが動くのはテイルズだけ」ってな感じで、いのまたむつみさんのキャラが最近の作画で動くことの価値が高いです。いのまたさんのキャラクターは、線が細かいので、最近の作画のほうが再現度が高いです。この傾向は、最新の「ハーツ」でも。
一気にプレイして、もう少し忘れてきているのですが、ポータブルのゲーム機としては、しっかりとした長編のRPGです。2週目以降のしかけなどもあって、やりこみもできます。
ストーリーは、主人公が引きこもりの暗い少年であることなど、今風の味付け。ダメな主人公が少しずつ成長していきます。主要キャラクターの等身が下げてあり、これはDSの対象年齢に合わせたようです。
大人がやるにはキャラクターが子供っぽすぎるか。
気になったのは、ヒロインがまったくかわいくないこと。ツンデレ風のキャラなんですが、がさつなだけの印象しか残りません。キャラデザも、そんなにかわいくない。
この手のアニメっぽいゲームでは、ヒロインのかわいさは生命線なので、もう少し魅力的にしてほしかったです。
物語の主題は恋愛ではなく、主人公の成長や家族の絆だったりするので、これでもいいのかもしれませんが、やはりそこは…
ライトなRPGが好きなら、だれにでもオススメできる作品。
「想いを繋ぐRPG」ということ。
僕自身初めてのテイルズシリーズ。マイファーストテイルズですね;
DSみたいなポータブルのゲーム機用ソフトですが、アニメのオープニングがあったり、キャラクターボイスも豊富だったりします。
オープニングのアニメは、残念ながら動きの少ないあんまりな出来。ただ、「いのまた先生のキャラクターが動くのはテイルズだけ」ってな感じで、いのまたむつみさんのキャラが最近の作画で動くことの価値が高いです。いのまたさんのキャラクターは、線が細かいので、最近の作画のほうが再現度が高いです。この傾向は、最新の「ハーツ」でも。
一気にプレイして、もう少し忘れてきているのですが、ポータブルのゲーム機としては、しっかりとした長編のRPGです。2週目以降のしかけなどもあって、やりこみもできます。
ストーリーは、主人公が引きこもりの暗い少年であることなど、今風の味付け。ダメな主人公が少しずつ成長していきます。主要キャラクターの等身が下げてあり、これはDSの対象年齢に合わせたようです。
大人がやるにはキャラクターが子供っぽすぎるか。
気になったのは、ヒロインがまったくかわいくないこと。ツンデレ風のキャラなんですが、がさつなだけの印象しか残りません。キャラデザも、そんなにかわいくない。
この手のアニメっぽいゲームでは、ヒロインのかわいさは生命線なので、もう少し魅力的にしてほしかったです。
物語の主題は恋愛ではなく、主人公の成長や家族の絆だったりするので、これでもいいのかもしれませんが、やはりそこは…
ライトなRPGが好きなら、だれにでもオススメできる作品。
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