というわけで、最新のハーツです。本日クリアしました。
テイルズシリーズの11作目で、「心と出会うRPG」。
前の「イノセンス」とテーマは似てて、心の繋がりで勝つ!みたいな内容です。
このゲーム、かなり大作なので、腰を据えてプレーしてください。割とアイテムとか集めながらプレイして、50時間以上かかりました。
DSはポータブル機とはいえ、現行のコンシューマではメインプラットホームで、しかも、「ハーツ」はビッグタイトルの最新作。しっかりしたものを作ってあるのは当然なのですが、ここまで大作とは。やはり僕の中で、しょせん携帯ゲーム機ってのがあったのでしょうね。ごめんなさい。
あ、もちろん、アニメエディションをやりました^^
シナリオ、ゲーム性、グラフィック、アニメパートなど、すべて高水準。ライトなRPG好きなら誰でも楽しめる。「イノセンス」よりも、さらにずっと面白いです。
キャラデザの方向性が、前のイノセンスから大きく変わっており、よりアニメっぽくなったというか、一般受けする絵になっています。等身もアビスやファンタジアのような8等身。テイルズファンはこっちの方が好きなんじゃないでしょうか。
オープニング以外にもアニメパートがたくさんあって、とにかく高水準。ぱっとエンドロールを見た感じでは、有名な原画マンが多く参加しておられるようでした。DSの上下の画面を使って、つながった絵が動きます。あー、DSはこんなオープニングができるのか~。ただ画質は所詮DS。ProductionIGさん、これ、この画面ではもったいないですよ!あと、CG版オープニングをニコ動で見ると、建物や羽クジラは、やはりCGの方がいい。これは適材適所で、混ぜたら一番アニメファンの喜ぶ映像になるでしょう。
ヒロインはイノセンスと比べて(好みもあると思いますが)、超カワイイです。ヒロイン以外にも、各種ニーズに合わせた女性男性美形キャラを品揃え。隙のないラインナップです。
DEENの主題歌もいい曲ですよ。いまさらDEENかとも思ったけど、アコースティックな優しい曲が、ゲームの内容にピッタリでした。
おおむね大満足な作品ですが、シナリオだけ一言。物語の中盤で大きな盛り上がりがあって、これでエンディングまで一気に行くかなと思わせておいて、実はそこは折り返し地点。後半のほうがさらに長いです。これが、少し疲れました。
中盤ですでに、世界の大きな秘密が明かされ、エンディングに向けての大きな目標が、その時点で設定される。そこに向けてのステップを踏んでいくのが多少もどかしく感じました。
長編のRPGになると、クリアに向けてのステップが多くなるのは仕方ないですが、謎解きの配分と、本筋にあまり関係のない遊びのシナリオをはさんでくれたら、少し気を抜けたかもしれません。ただ、僕が一気にやりすぎなのかもしれません…
今回はシナリオにおける恋愛要素のウェイトが大きいです。僕は苦手ですが、まあ、このぐらいなら、大丈夫。好きな人も多いでしょうし。
戦闘で主人公が強すぎて、他のキャラと差があるので、主人公を外した戦闘パーティが組みにくいです。これは、他のキャラをもう少し研究すればいけるかも。あと、サブシナリオもめちゃくちゃありそうなので、もう少し遊んでみます。今のところ1人「○○ス」のキャラが出てきましたよ。
というわけで今年のマイベストRPGでした。
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