こちらは面白いです。
ラスト、老いたシモンが活躍するシーンなど、ドラマ部分に微調整が入っており、TV版より全体的にさわやかな印象になりました。
アンチスパイラルとの戦闘で追加された部分はTV版を見た人なら、驚きがあてさらに楽しめます。
TV版は前半、ロージェノムとの戦いがピークだったように思いますが、この映画版は最後に面白さのピークがくるようになっています。
紅蓮篇だけ見ても、TV版の方がいいかなという印象ですが、螺巌篇を見たら、映画も負けてないという印象になりました。
シモンはかっこいいし、グレンラガンは映画になっても面白かったです。
2010年2月13日土曜日
2010年2月8日月曜日
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇
普通です。
僕を含め、TV版を見ている人前提の作品だと思います。
ダイジェスト感が強く、新たに作られたのは、ラストの四天王との戦いだけ。
TV版の方が、やはり面白いと思いました。
この作品を見る人はTV版のファンだと思いますが、そういう人に、グレンラガンを見て楽しかったことを思い出させてくれる作品。逆にTV版を見ていない人に、短い時間でグレンラガンを知ってもらう窓口作品となりえるかというと、カミナが死んだり、だいたいネタは全て見せているので、微妙かもしれません。初めての人は、TV版から入って、それだけ見ておけば十分だと思います。要するに、TV版のデキがいいんですよね。
古い話ですが、ガンダムのTV版と映画版の関係に似ていますが、ガンダムの映画版ほど単体で楽しめるレベルまで上がっていなかったのが、ちょっと残念です。
僕を含め、TV版を見ている人前提の作品だと思います。
ダイジェスト感が強く、新たに作られたのは、ラストの四天王との戦いだけ。
TV版の方が、やはり面白いと思いました。
この作品を見る人はTV版のファンだと思いますが、そういう人に、グレンラガンを見て楽しかったことを思い出させてくれる作品。逆にTV版を見ていない人に、短い時間でグレンラガンを知ってもらう窓口作品となりえるかというと、カミナが死んだり、だいたいネタは全て見せているので、微妙かもしれません。初めての人は、TV版から入って、それだけ見ておけば十分だと思います。要するに、TV版のデキがいいんですよね。
古い話ですが、ガンダムのTV版と映画版の関係に似ていますが、ガンダムの映画版ほど単体で楽しめるレベルまで上がっていなかったのが、ちょっと残念です。
容疑者Xの献身
かなり面白いです。
僕が読んだ東野圭吾さんの小説の中では一番面白いです。(次は『悪意』が好きです。)
『チーム・バチスタの栄光』を読んで、しばらくこんな面白い推理小説は読めないかなと思っていましたが、いきなりそれに近いぐらい面白い小説に当たりました。
ガリレオシリーズなのですが、別に前2作を読まなくても大丈夫です。
前2作は短編集のため、面白さはほどほど。
この作品が飛びぬけて面白いです。
犯人の石神がとにかくかっこよくて、痺れます。
トリックも、かなりすごく、ギリギリまで気がつきませんでした。
これも売れてるので、言わずもがなですが、オススメです。
僕が読んだ東野圭吾さんの小説の中では一番面白いです。(次は『悪意』が好きです。)
『チーム・バチスタの栄光』を読んで、しばらくこんな面白い推理小説は読めないかなと思っていましたが、いきなりそれに近いぐらい面白い小説に当たりました。
ガリレオシリーズなのですが、別に前2作を読まなくても大丈夫です。
前2作は短編集のため、面白さはほどほど。
この作品が飛びぬけて面白いです。
犯人の石神がとにかくかっこよくて、痺れます。
トリックも、かなりすごく、ギリギリまで気がつきませんでした。
これも売れてるので、言わずもがなですが、オススメです。
2010年2月2日火曜日
今年は映画を100本見たい
アニメを見ていると、時間がそっちに取られて、普通の映画を見る時間がなくなっています。
毎年映画を100本は見ていたのですが、去年は30本程度。
このままだと、今年はもっと減りそうです。
なんだか、これは、よくない。
アニメも面白いけど、映画も面白い。
レンタル屋では、すごい見たい作品も新作ではなくなっていると思います。
毎年映画を100本は見ていたのですが、去年は30本程度。
このままだと、今年はもっと減りそうです。
なんだか、これは、よくない。
アニメも面白いけど、映画も面白い。
レンタル屋では、すごい見たい作品も新作ではなくなっていると思います。
「Key系」という言葉
思えば、僕にとって「Key系」という言葉は、いつの間にかコンプレックスの一つになっていました。
Key作品のいくつかに触れた今でも、そのコンプレックスは残っています。
『新世紀エヴァンゲリオン』以降、TVアニメやゲームに触れない時期が10年ぐらい続きました。20代は、普通の会社に通い、普通の仲間と普通に飲みに行く生活が続いていました。その間、新作アニメやゲームが数多くリリースされていたのですが、それらにはほとんど触れない生活です。
「Key系」という言葉は、僕にとって、その空白の10年間を象徴する言葉になりました。
アニメカルチャーの歴史に、「Key系」という、とてつもなく大きな流れが起こり、世代を代表する言葉、一つの共感すべき精神にまでなっていると思い込んでいました。
実際は、「Key」のゲームだったりアニメだったり、泣ける作品のことだったりするようなのですが^^;、僕にとっては、今でも恐ろしい空白の10年間を象徴する言葉となっています;
Key作品のいくつかに触れた今でも、そのコンプレックスは残っています。
『新世紀エヴァンゲリオン』以降、TVアニメやゲームに触れない時期が10年ぐらい続きました。20代は、普通の会社に通い、普通の仲間と普通に飲みに行く生活が続いていました。その間、新作アニメやゲームが数多くリリースされていたのですが、それらにはほとんど触れない生活です。
「Key系」という言葉は、僕にとって、その空白の10年間を象徴する言葉になりました。
アニメカルチャーの歴史に、「Key系」という、とてつもなく大きな流れが起こり、世代を代表する言葉、一つの共感すべき精神にまでなっていると思い込んでいました。
実際は、「Key」のゲームだったりアニメだったり、泣ける作品のことだったりするようなのですが^^;、僕にとっては、今でも恐ろしい空白の10年間を象徴する言葉となっています;
AIR
普通です。
京アニの知名度を一気に引き上げた作品で、ずっと見なければと思っていましたが、ようやく見れました。
13話+オマケ2話しかないのに、途中で何度か挫折しかかって、なかなか最後まで見れなかったです。
原作も監督も同じ『CLANNAD』と、フィーリングはほとんど同じ。
シチュエーションで泣かされてしまうことも多いですが、全体通してみるとサブキャライベントもあるため、繋がりが悪く、微妙な後味になります。
とくに、往人がカラスに転生してループしたので、何かが劇的に変わると思ったのですが、あんまり変化がなかったのが「?」でした。
ヒロインが死んでしまうのはいいと思いますが、ちょっと、煮え切らない感じなんですよね。
僕は、過去篇(SUMMER編)の方がわかりやすいし、ヒロインが可愛くてよかったかなあ。
京アニらしく、絵は綺麗だし、演出はしっかりしています。
京アニの知名度を一気に引き上げた作品で、ずっと見なければと思っていましたが、ようやく見れました。
13話+オマケ2話しかないのに、途中で何度か挫折しかかって、なかなか最後まで見れなかったです。
原作も監督も同じ『CLANNAD』と、フィーリングはほとんど同じ。
シチュエーションで泣かされてしまうことも多いですが、全体通してみるとサブキャライベントもあるため、繋がりが悪く、微妙な後味になります。
とくに、往人がカラスに転生してループしたので、何かが劇的に変わると思ったのですが、あんまり変化がなかったのが「?」でした。
ヒロインが死んでしまうのはいいと思いますが、ちょっと、煮え切らない感じなんですよね。
僕は、過去篇(SUMMER編)の方がわかりやすいし、ヒロインが可愛くてよかったかなあ。
京アニらしく、絵は綺麗だし、演出はしっかりしています。
シムーン
面白くなかったです。
『true tears』の西村純二監督の過去作品を見てみよう企画。
丁寧に演出されていて、デキが悪いわけではないですが、36歳のおっさんには、「揺れ動く少女の気持ち」を描かれても、ちょっとわかりにくく、楽しめなかったです。
一見美少女や、メカアクションの作品に見えますが、実は、まったく違う、少女たちの成長を描いた、繊細な作品でした。
綺麗なキャラデザインですが、似せにくいキャラのようで、回によって変な顔になることも多かったです。
主人公2人の声にインパクトがあり、とくに主人公の新野美知さんは、ぶっきらぼうというか、棒読みというか、とにかくよく見る萌えアニメの声とは一線を画していました。最初違和感がありましたが、このキャスティングは絶妙だと思いました。
この作品は、西村純二監督は「真面目さ」がよく出ていた作品と思います。
監督の特徴として、視聴者が理解できる範囲のちょっと上の部分で作品を作っており、そこが作品の魅力になっていると思いました。
この「ちょっと上」のさじ加減が難しくて、西村監督の場合、その加減がちょうどいいように思います。
『true tears』の西村純二監督の過去作品を見てみよう企画。
丁寧に演出されていて、デキが悪いわけではないですが、36歳のおっさんには、「揺れ動く少女の気持ち」を描かれても、ちょっとわかりにくく、楽しめなかったです。
一見美少女や、メカアクションの作品に見えますが、実は、まったく違う、少女たちの成長を描いた、繊細な作品でした。
綺麗なキャラデザインですが、似せにくいキャラのようで、回によって変な顔になることも多かったです。
主人公2人の声にインパクトがあり、とくに主人公の新野美知さんは、ぶっきらぼうというか、棒読みというか、とにかくよく見る萌えアニメの声とは一線を画していました。最初違和感がありましたが、このキャスティングは絶妙だと思いました。
この作品は、西村純二監督は「真面目さ」がよく出ていた作品と思います。
監督の特徴として、視聴者が理解できる範囲のちょっと上の部分で作品を作っており、そこが作品の魅力になっていると思いました。
この「ちょっと上」のさじ加減が難しくて、西村監督の場合、その加減がちょうどいいように思います。
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