結論から申し上げますと、2.8MHzのdiffファイルで再生確認できました。
プレーヤーはSC-LX89。
設定方法は「言の葉の穴」さんに書いてある通りです。
http://kotonohanoana.com/archives/3414
5.6MHzのDSDにはfoobar2000が対応しておらず、PCM変換となりました。
SACDをリッピングしたISOファイルにも対応しておらず、PCM変換となります。sacd_extractなどで、分割すれば再生可能かと思います。
Twonky Serverもテストします。
こちらも「言の葉の穴」さんを見ながら設定。
http://kotonohanoana.com/archives/7991
http://kotonohanoana.com/archives/3112
こちらは、5.6MHzのDSDも再生。11.2MHzはSC-LX89のスペックが足りず再生できない。対応クライアントなら再生できるはず。
J Riverはプレーヤーとしては優秀なようですが、サーバーとしての性能は疑問。うちの環境でDLNAサーバーとして使うと。DSDがMP3変換される。
重い独自UIも好きじゃないので、試用してすぐアンインストール。
表にまとめます。
DLNA Server |
DSD 2.8MHz |
DSD 5.6MHz |
SACD ISO(DSD 2.8MHz/PS3 ripping) |
foobar2000 |
OK |
44.1MHz/16bt PCM
局の途中で切れて、次の曲に移る |
44.1MHz/24bt PCM |
Twonky Server |
OK |
OK |
NG |
SACD ISOは通常使わないフォーマットですが、私の環境では頻出。
diffファイルに分割するのも面倒なので、まだ、しばらくfoobar2000のお世話になりそうです。
理想を言えば、しばらくアップデートしていないfoobar2000 UPnP Serverがバージョンアップして、SACD ISOがネイティブ再生できるようになってほしいかな。
SC-LX89はDACのスペック的に11.2MHzまで再生できるようなので、ファームアップでサプライズ対応してほしい。同社ヘッドフォンDACが非公式対応しているように。
ソフト面でユーザーをやきもきさせている分、対応してくれると嬉しい。