2010年9月27日月曜日

みつどもえ

普通。ギャグアニメ。

かわいらしい作品。この作品を見て、アニメって何なのって思わされました。
僕は一応アニメを自分なりにしっかり見て、どういうところが面白かった、面白くなかったと書いています。でも、人によってはアニメってそんなに真剣に見るものじゃなくて、仕事や学校の疲れをほんのひととき忘れさせてくれるもの、なんとなく、普通に楽しめればいいものだったりするんじゃないでしょうか。
この作品を見ると、そんなことを考えてしまいます。この作品は、シモネタ多目のギャグ作品です。僕のように、何か凄いものが出てくることを期待して、映像作品を見ている人は、見ても見なくてもいい作品です。だからといって、楽しくないわけじゃなくて、見たら、普通に笑わせてくれるし、つくりも丁寧です。

なんとなく出会ってしまうような作品で、もしかしたら、この作品が、すごく好みに合う人もいるかもしれないですね。

ストライクウィッチーズ2

面白いです。このクールでは一番楽しかったかなあ。

パンツをはじめ、外側はとにかく変なんですけど、不思議な魅力がある作品。
僕の好みもありますが、6話が突出していると思います。

最終回は11人が力を合わせてネウロイを撃破する、予定通りのエンディング。
芳佳と美緒の魔法力がなくなってしまうので、この11人のストライクウィッチーズは、これで終わりかもしれません。
最終回、作画がすごくて、ストライクユニットのピーンと膝が伸びた感じがよく出てて、CG部分と作画部分が見分けつきませんでした。第1期に比べて、全体的に、ストライクユニットが長くなっています。枚数もすごくて、とにかく動きまくる。
大好きな6話は、別に枚数がすごいってわけではなく、初回や最終回の方が動きはすごい。枚数と面白さは、あまり比例しないようです。

この変な作品、しかも僕が嫌いなキャラ頼みの作品が、なぜこんなに気になるのか。ちょっとよく分からないぐらい、この作品の魅力にはまってしまいました。しっかり演出されているのはもちろん、シリアスからギャグまでのふり幅が大きいからか、とにかく見ている人は翻弄されると思います。
エモーショナルな雰囲気と、アクション、女の子など、分析すればいろいろ原因はあると思いますが、そんな理屈は抜きにして、この作品は魅力的。

エイラ役の大橋 歩夕さん、ナチュラル(素人?)すぎて気になりました。不思議です。

誰にでも勧められる作品ではありませんが、はまれば、お気に入りになる作品です。

LIMIT OF LOVE 海猿

あまり面白くない。テレビ放映を視聴。

海猿の1作目が結構よかったので、期待していましたが、いつものフジテレビの映画という感じで、あんまりでした。
ちょっとドラマ方向に振りすぎて、アクション映画に大切なスピード感が皆無なのが痛い。
客船に閉じ込められる映画は、タイタニック、ポセイドンアドベンチャー、そのリメイクなど、結構面白いのが多いですが、この作品は舞台を十分に活かしてなかったように思います。
客船のCGモデルもバーティクル(煙)もデキがイマイチで、あらが目立つ。ヘリはよかったです。

客船が水中に沈んでからは、そこそこ面白くて、やっぱり海猿は水中撮影なんだなと思いました。
水中装備で、ちゃんと演技をする俳優陣もすごいです。

「LIMIT OF LOVE」の部分、主人公の恋愛ドラマがアクションを阻害していて、そのぶぶん、PS3の1.5倍再生を本格活用。
まあ、あえて見なくてもいい映画。

2010年9月21日火曜日

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD

面白いです。僕が見た中では、このクールで一番勢いがあったと思います。

とにかく、8話の“あの”アクション数カットが強烈。おっぱいマトリックスとネットの人々が絶妙のネーミングをしてくれました。歴史に残る名シーンだと思います^^;
最初友達に勧められたとき、『バイオハザード』みたいといわれました。オリジナルはもちろん、ロメロ監督のゾンビなんですが、今の人には『バイオハザード』がオリジナルなんですね。

まず、ゾンビをアニメでやってくれたことへの感謝です。今まで、誰もやらなかったし、やってもダサいんじゃなかなと思っていましたが、この作品はスタイリッシュに、エロティックに、いい感じに仕上がっていると思いました。
エログロのエンターテイメント素材としての力を見せ付けてくれた作品。
オールドゾンビファンの中には、大量消費社会への警鐘とか反戦とか、なんか頭が固いこと言う人もいる。僕は、ゾンビは面白ければOK。この作品、とりあえず、毎回楽しませてもらいました。
13話通してみると、序盤と中盤の盛り上がりやアクションが凄すぎて、高城家到着後トーンダウンが激しい。主人公達が、中2的なほえずらをかくのが、ちょっとイタいです。ゾンビファンとしては、ゾンビの圧力でそんなウザい展開なんぞ吹き飛ばして欲しかった。主人公チームといえども、序盤からバンバン殺されて欲しかったです。まあ、これ、ドラゴンエイジ掲載の少年マンガなんで、これでいいんですけどね。
高城家到着後、特に山場はなく、唐突に物語りは終わります。それでも、黒田洋介さんはじめ、スタッフの力量で、最終回、そこそこ盛り上げてはいました。

最後、やっぱりショッピングセンター行くんですね。
この作品、人気が出たけど、出オチ的な部分もあるので、第2期やるのが大変そう。

海猿 ウミザル

そこそこ面白いです。テレビ放映を視聴。ドラマ未視聴。

潜水士を目指す主人公と、鬼教官、ヒロインの関係は『愛と青春の旅だち』とよく似ています。
まあ、古典的なネタなんで、ハズれることはないですね。
伊藤英明がカッコいいです。中性的なイケメンが好まれる中、太い眉毛で、体格のいい伊藤英明のような俳優が活躍しているのは、なぜか嬉しいです。

バスでキスするシーンがそんな流れだっけ~!?みたいな感じで唐突すぎ。水中アクションなど、よく撮れてるので、恋愛ドラマ苦手なんかな~。羽住英一郎監督の作品、ほとんど観てないので、なんとも。

ROBOTは日本のCG映画技術では一番ですが、ハリウッドと比べると、ちょっと。
画質がゆるいというか、ボケた眠い画面というか。日本のアニメーションの影響を強く受けすぎた絵づくりというか、色味というか、とにかく、リアルな作品では、リアルな特撮が欲しいです。

まあ、面白い作品なので、来週放映される2も楽しみ。

ワールドトレードセンター

面白くはないです。実話ならではの感動はあります。

見よう見ようと思って、デスクトップにダビングしておいたのを、ようやく見ることができました。
凄いCG映像のスペクタクルかと思いきや、生き埋めになった主人公と、その家族を描いた地味な映画。
実際に被害にあわれた警察官2人が主人公になっています。

2001年のテロから、たった5年後に映画化するなんて、アメリカの商業主義はここまでするのかと、ちょっと不謹慎な気がしたのですが、映画はいたって真面目な内容。取り残された警察官と、善意の人々を丁寧に描いています。

この作品は、エンターテイメントとはいえないかもしれません。
ただ、テロの記憶を風化させないために、数十年後に向けて意義のある作品かもしれません。

2010年9月15日水曜日

陽気の方がよい

僕のようにネットやオタクカルチャーどっぷりの人間は、どうもネガティブな思考に陥りがち。
ネットにはネガティブな情報がいっぱい。
陰陽の“陰”の気が渦巻いています。
(またそこが面白かったりするんですが。)
その情報にどっぷりつかってるので、知らぬ間に自分からも“陰”の気を発散しているような気がして怖い。

現実社会は、結構陽気なことも多いです。
もっと、元気な人、元気な会社を見習って陽気に過ごしたい。

陰気って、どこかアーティスティックで、クリエイティブ。知的で反社会的で、魅力的じゃないですか。
TV版のエヴァンゲリオンや、ゴッホが耳を切る感じです。
若いころは、僕もいっぱしの陰気なオタク気取りで、女性も、「どこか陰のある女性」に引かれることが多かったです。
自分がなんとかしてあげなければ、みたいな。でも、昔、誰だったかに「陰気な女はダメ」みたいなことを言われ、それ以来、ちょっとずつ「陽気な女性」に目が行くようになりました。
井戸端でげらげら談笑しているおばちゃん。あれが“陽気な女性”です。
別に下品なおばちゃんが好きなわけではないですが、やはり陽気な女性とお付き合いすると、自分も陽気になるし、結婚すれば、家庭が陽気になるでしょう。

結論。
やっぱり僕は陽気な方がよいです。