2008年10月15日水曜日

コードギアスR2

おそらく、多くの人が今年もっとも面白かったアニメに挙げるのではないでしょうか。
次が気になってしまうストーリーで、毎回楽しく観ることができました。
どうやったら、こんなに複雑で、面白いストーリーを作れるのか不思議です。
しかも、複雑だけど、付いていけないレベルではないのが、またすごい。次の回まで1週間空くと、どうしても前の話を忘れているのですが、僕の場合、その忘れている状況も含めて、ちゃんと毎回話についていくことができたので、視聴者にやさしい作り方をしているのだなあと思います。

物語の帰結の仕方に、多くの人が共感したことと思います。ハッピーエンドでありながら、主人公の扱いも妥協的ではない、すばらしいエンディングを用意してくれました。
通常、よくアニメで用いられる、神秘的な力を用いた世界征服をしようとする敵(若本さんの皇帝)を、最終的なボスに持ってこなかったことは、アニメがよく、わかりくいエンディングをやってしまうことに対しての皮肉のように感じられました。
最後はコードギアスらしく、あくまでも知能と知能のぶつかり合いですね。

この作品が生まれるにあたって、ビジュアル(メカ)的にはエウレカセブンの影響が、ストーリー的にはデスノートの影響が感じられます。
そのほかにも、いろんなものがミックスされて、それを谷口監督風に進化させることで、素晴らしいエンターテイメントに仕上がっています。

ありがとうございました。

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